はじめに
みなさん、iDeCoやってますか? 僕はやってません( 一一)
すごくメリットのある制度だと思いますが、個人的にデメリットも大きい制度だと考えています。
今まで時期によって、『入った方がいいのかな…どうなのかな…』と迷うことがよくあったのですが、
今年の12月から制度が改正されて、①【拠出限度額の変更】、②【iDeCo加入時等の事業主証明書の廃止】になり、
また、『う~ん』と唸る時期が到来しています。
特に②【iDeCo加入時等の事業主証明書の廃止】が熱い。何か会社の人に『資産運用やってます!』って言うの恥ずかしくないですか?
銭ゲバ的な。あれ?僕だけ?
今更、僕が言及することでもないですが、iDeCoのメリット・デメリットは以下
iDeCoのメリット
* 積立て金が全額所得控除
毎月の積立て金が所得控除の対象となります。僕の収入で毎月2万円20年積立てた場合、所得税・住民税が毎年52000円程度やすくなります。
20年で100万強の減税。結構インパクトありますね。
* 運用益は非課税
iDeCoでの収益の売却益等は非課税。ここはNISAと同じかな。
* 受け取り時も控除有
一括で受け取る場合は『退職所得控除』の対象、分割で受け取る場合は『公的年金等控除』の対象となります。ただ、退職所得控除を使う場合、退職金とiDeCoでの積立金が合算されるので、その合算金額によっては課税される可能性があります… ほんまに国うざい…
* 差し押さえ禁止
個人的にiDeCoの1番のメリットと思っているのはコレ。確定拠出年金法で、差し押さえが禁止されています。人生何があるか分かりませんので、最終の防衛財産としてiDeCoを保有するのはありかなと考えています。
<確定拠出年金法第32条>
給付を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押さえることができない。ただし、老齢給付金及び死亡一時金を受ける権利を国税滞納処分(その例による処分を含む。)により差し押さえる場合は、この限りでない。
iDeCoのデメリット
* 資金を受け取る際に課税される可能性がある
メリットのところでも少し触れましたが、退職金とiDeCoでの積立金の合算金額が控除額を超えたら税金が発生します。
50代前半でFIRE に突入出来れば、5年ルール(iDeCoの一時金と退職手当を受け取る時期を5年以上開ける)が適用され僕の場合は非課税で受け取れるはずですが…
* 資金が60歳までロックされる。
iDeCo最大のデメリットぶっちゃけこれがなければ、iDeCoを初めていたと思います。
制度の主旨としては理解できますが、個人的にはでかすぎる…
僕みたいに子供がいる方ならまだ遺産として残せますが、独身の方がやるのって結構きつくないですか?
例えば、家族が病気でどうしてもお金が必要になった場合や、余命宣告等された場合でもiDeCoの資金は使えません…
税制変更で『少額投資非課税制度税を新設します!』みたいな話になっても施行されるまでに解約すれば逃げ切れますが、『iDeCoの運用益に50%課税します!』って話になっても引き出せないんですよ…
やっぱり資金ロックが致命的で僕は見送りかなぁ
最後に
つらつらと好き勝手なこと書いてきましたが、資金的にも正直きついです笑 1年間約200万を投入するので精一杯です…NISAの積立て、マネックスの積立て、仮想通貨の積立て、いずれも続けるつもりですので、コツコツ資産形成していこうと思います。
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